2022.01.11
豆知識強化段ボールとは?
強化段ボールとは通常に使用されている段ボールと比べて強度のあるものを言います。
強化段ボールは特殊でコストがかかりますが、強い耐荷重、強度があるため重量物に使用する木箱梱包や通常は木材を使用する家具やパレットの代替えという形で多く使用されます。
イクソブ株式会社では、強化段ボールを使用した作業台を販売し、物流・倉庫会社様から好評をいただいております。
この項では、強化段ボールの特徴や用途について解説していきます。
もくじ
強化段ボールとは
強化段ボールとは一般的に使用されている段ボールとは異なり外側の平らな紙(ライナー)が非常に固く強度があります。
通常使用されている段ボールのWF(ダブルフルート)や強化中芯とは異なるものになります。
一般的に2層強化段ボール、3層強化段ボールがあります。
強化段ボールの強度とは
通常の段ボールは古紙をリサイクルして製造していますが、強化段ボールはパルプ原紙を使用し原料そのものが異なるため、通常の段ボールとは比べることのできない強度があります。
強化段ボールのメリットとは
・軽量、ローコスト
材料は紙のため木材と比較して1/3の重量しかなくとても軽量です。木材から強化段ボール梱包にすることで輸送の積載量を増やすことができ配送コストが削減出来ます。
・強い
通常の段ボールの約10倍の耐圧強度があり、木材、鉄、プラスチックの代替として使用出来ます。
・環境保護
強化段ボールは紙で出来ていますのでリサイクルが可能なのはもちろん、木箱より木材資源を60%削減することが出来ます。
・作業効率向上
強化段ボールは木箱や鉄製品の様にねじや工具が必要ないため、組み立てや解体が簡単で女性でも取り扱い出来ます。
強化段ボールの用途とは
主な用途は、重量物の梱包、木箱の代替、段ボールパレット、また子供の玩具や家具にも使用されています。
イクソブ株式会社でも強化段ボールを使用した作業台を販売しています。
まとめ
強化段ボールは木材と変わらない強度を持っています。
しかも特徴は木箱と比べてメリットが多く重量物の梱包、輸送に最適な梱包資材と言えます。
通常の段ボールと比べると高価なものになりますが、強化段ボールを上手く活用することで重量物の梱包、配送コストの削減はもちろんその他の梱包資材(パレットや通い箱等)や作業改善にも役立つと考えています。
お困りごとがあればイクソブ会社にお問い合わせください。